2minus第1号/特集:飴屋法水Ameya! Style

「飴屋法水」ってなにもの?
'84、伝説の劇団「東京グランギニョル」を旗揚げ、
以後「MMM」を率いた舞台「SKIN」など、テクノでバッドなヴィジュアルと
身体感覚で80年代のライブシーンを席巻した。
その後も、音楽、現代美術に活動領域を変え、
動物・植物・着ぐるみ/機械/薬物/
ウイルス・エイズ/素人・ロリコン/
テクノロジー/暴力…などをテーマにした
ボディ感覚あふれる作品を提示し続けた。
'95からはペットショップをオープンし、
現在は、フクロウ専門店「動物堂」店主。



特集
「ボディ感覚」をセンサーとして、
ごく当然と思われているようなことに対して疑問を投げかける。
彼の表現は音楽、演劇、美術にとどまらず、
動物を育てることさえ表現行為になっている。
彼の生き方そのものが表現なのだ。
強烈に身体的リアリティを追い求める飴屋の生き方を
「アメヤ! スタイル」と名づけたい。
彼の行為や考え方は、身体性が希薄になった私たちに
「ボディ感覚」を呼びさましてくれる。



本書の内容
Body Senseボディ感覚
skin/costumeスキン感覚●異物になる
skin/copy,uniform複製感覚●身体の個別性
skin/masking着ぐるみ●異物になる
cyborg人体改造●全身の道具化
organ機械になりたい?●機械と人間の区別ってなんだ
robot機械人間●身体変質ツール
speed速度●身体の限界はどこだ
pain,terror苦痛/恐怖
skin/alien異物混入●身体のジャジメント
Bloodあなたの血、私の血
Boy meets girl僕らは菌と共存している
Contaminated身体を変質させるツールとしてのテクノロジー
family/gene家族?遺伝●新しい関係
JunkyFood薬物で生きてみる?
Lolipopわたしはかわいいアライグマ
symbiosis共生、小さな共同体をつくる
飴屋法水全仕事
執筆:椹木野衣/嶋田久作/飴屋法水

……など、80年代サブカル・ポップの写真も満載!






2minus第1号/本体1500円+税



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