解散日記46

 

 2月24日

 解散後の動きに関しては、大きな展開もなくゆるゆるとしている。ペヨトルメイリングリストで知りあったオンラインブックストア・bk-1を訪ねてこれからの可能性を相談した。ペヨトルの本が好きそうな原口さんという人と話すが、メイリングリストやペヨトル工房のHPで、状況を把握しているので、話しはスムーズに進む。本を売るということは、どこまでいっても人が命だから、原口さんに会って少し安心する。アマゾン・ドット・コムは、立ち上げるときにどこかにのっていたペヨトル本のデータを勝手に載せているが、データが間違えているわ、横に手に入らないという様なことが書いてあるわ……、これじゃぁペヨトル工房にとって単なるマイナスでしかない。アマゾン・ドット・コムからは、何か問題があったらいってくださいみたいな通知も来たけど、出版社の方にコンテンツ充実を期待、依頼するのは筋違いだと思う。売れるんだから協力してよと、暗に言っているのはなんか嫌だなぁ。

 bkー1は、本の説明をつけてくれるエディターを抱えているし書影も作ってくれるということだ。よくペヨトル工房の本をうちのHPで売ってあげますよ、ちなみにデータを全部下さいというところがあるが、ペヨトル工房と同じページを作っても仕方がないと思う。bk-1とは契約にまでいくかどうか分からないが、なったら面白いかも知れない。どういう紹介文がつくのか楽しみだ。それぞれのHPが独自の売り方をしてくれるから需要が伸びるというもので、本はただ売ればいいというものでは絶対にない。

 三月書房さんやあべの書店さんのようなセレクションして本の説明までできてというような書店がHPでも実質の書店でも魅力あって売上げもあがる書店として成立していくのだろう。それにしても数が少なすぎる。どんどん動いて活性化していかないと、新刊を8000部売ったり、増刷で3000部売ったりとかいうことはできなくなってしまう。書籍流通はとことんまでまずいところに来てしまっている。具体的な新しい動きがないと本ごと死んでしまうことだってありうるだろう。



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